初めて一人暮らしをする場合、家具・家電や生活用品など、何から準備すれば良いかわからず、悩んでしまう人も多いのではないでしょうか?
一人暮らしに必要なものは数多くあるため、最低限必要なものや引っ越し当日に使うものから優先的にそろえていくようにしましょう。
この記事では、一人暮らしを始めるのに必要なものを解説します。
最低限必要なものや男女別で必要なもの、あると便利なものなどに分けて紹介するので、ぜひ最後までご覧ください。
目次
【最低限】一人暮らしに必要なものリスト
まずは、一人暮らしを始めるのに最低限必要なものを以下のリストに分けて紹介します。
- 家具・家電リスト
- 生活用品リスト
家具・家電リスト
一人暮らしで最低限必要な家具・家電と、金額の目安は主に以下のとおりです。
家具・家電リスト | 金額(目安) |
カーテン | 5,000円前後 |
ベッドなど寝具一式 | 1〜3万円 |
照明器具 | 5,000円前後 |
冷蔵庫 | 3〜5万円 |
洗濯機 | 3〜5万円 |
掃除機 | 5,000円〜1万円 |
エアコン | 5万円前後 |
電子レンジ | 1万円前後(加熱機能のみの場合) |
コンロ | 1〜3万円 |
ドライヤー | 5,000円〜1万円 |
カーテン
カーテンがないと、外部から室内の状況が見えてしまうため、防犯的に良くありません。
引っ越し前に窓のサイズを採寸し、既製品が難しければ早めにオーダーして作っておきましょう。
カーテンを選ぶ際は、断熱性や遮光性が良いものを選ぶことで、快適に暮らしやすくなります。
ベッドなど寝具一式
一人暮らしで最も多いのはシングルベッドです。
ベッドの下に収納がついていれば、スペースを有効活用できるでしょう。
寝具一式とは、具体的に以下のようなものを準備する必要があります。
- 敷き布団
- 掛け布団
- シーツ
- 枕
- 毛布(冬場の場合)
ベッド以外には布団という選択肢もあります。
布団の場合は起きたら畳めるため、部屋を広く使えます。
自分の好みに合うものを選びましょう。
照明器具
照明器具がないと、夜間は真っ暗になってしまうため、最優先で準備しましょう。
照明器具によっては、調光や調色機能がついているものもあるため、自分に合うものを選びましょう。
なお、照明器具は新居にすでに設置されているケースもあります。
引っ越し前に新居に照明器具がついているかを確認しておきましょう。
冷蔵庫
一人暮らしの場合、冷蔵庫の容量は200リットル未満でも問題ありません。
よく自炊する人や買い置きを多くしたい人は、200〜300リットル前後がおすすめです。
なお、一人暮らしでは冷凍食品を購入することも多いため、冷凍室の容量もチェックしておきましょう。
洗濯機
洗濯機を購入する際は、洗濯機置き場のサイズを確認して選びましょう。
一人暮らしの場合、5kgの容量があれば問題ありません。
洗濯機によっては乾燥機がついているものもあるため、希望や予算に応じて選びましょう。
掃除機
引っ越し後の荷ほどきでは、ごみやほこりが発生しやすいため、掃除機やほうき、ちりとりなどを早めに準備しておきましょう。
なお、掃除機には主に以下のような種類があるため、好みに合わせて選びましょう。
- 本体とヘッドがホースでつながっている「キャニスター型」
- 本体とヘッドが一体化されている「スティック型」
- スティック型をコンパクトにした「ハンディ型」
エアコン
夏や冬から一人暮らしを始める際は、エアコンも早めに準備しておきましょう。
エアコンの取付位置を確認し、部屋の広さに対応している機種を選びます。
なお、新居によってはエアコンがすでに設置されている場合もあるため、事前に確認しておきましょう。
電子レンジ
電子レンジがあれば、引っ越し直後で荷ほどきが終わっていなかったり、ガスが開栓していなかったりした場合でも、簡単な調理で使えるため重宝します。
電子レンジにはさまざまな種類があり、簡単な調理だけに使う場合はコンパクトなものを選び、本格的に調理する場合はオーブンレンジ機能つきのものが良いでしょう。
コンロ
新居にコンロが設置されていない場合は、自分で用意する必要があります。
コンロにはガスとIHと種類があるため、物件の状況に応じて選びましょう。
ドライヤー
ドライヤーは入浴後すぐに使うため、引っ越し当日から使えるようにしておきましょう。
生活用品リスト
一人暮らしで最低限必要な生活用品は主に以下のとおりです。
- ごみ袋
- 調理器具
- 食器
- スポンジ・食器用洗剤
- トイレットペーパー
- シャンプー・リンス・ボディソープ
- タオル
- 歯ブラシ・歯みがき粉
ごみ袋
引っ越し先の自治体によって、ごみの分別が異なります。
自治体がごみ袋を指定しているケースもあるため、事前に確認しておきましょう。
調理器具
調理器具とは、鍋やフライパン、包丁やまな板など調理する際に必要なものです。
一人暮らしの場合は、収納スペースに限りがあるため、収納場所を考慮して決めましょう。
食器
食器は、茶碗や平皿、グラスなどさまざまな種類をそろえる必要があります。
箸やフォーク・スプーンなどのカトラリーも必需品となるため、まずは最小限の数だけ用意しておくと良いでしょう。
スポンジ・食器用洗剤
食事後の食器洗いに使うスポンジや、食器用洗剤も引っ越し後すぐに必要です。
衛生面を保つためにも、早めに準備しておきましょう。
トイレットペーパー
トイレットペーパーがなければトイレが使えないため、引っ越し後すぐに取り出せるようにしておきましょう。
引っ越しが終わってから、近くのドラッグストアで購入しても良いでしょう。
シャンプー・リンス・ボディソープ
引っ越し当日から入浴する場合は、事前に準備しておきましょう。
引っ越しの荷物を減らしたい場合は、引っ越し後に購入するか、使い捨てタイプのものを用意しておくのも1つの方法です。
タオル
タオルは手洗いや入浴後に使うため、数枚は用意しておきましょう。
歯ブラシ・歯みがき粉
食事後や就寝前に歯ブラシをしなければ、虫歯になるリスクが高まるため、引っ越し当日にすぐに荷物から取り出せるようにしておきましょう。
【引っ越し当日】一人暮らしに必要なものリスト
一人暮らしに必要なもののうち、引っ越し当日に必要なものをまとめると以下のようになります。
- 新居の鍵
- カーテン
- 照明器具
- 掃除用具
- ごみ袋
- カッター・はさみ・ひも
- ぞうきん
- トイレットペーパー
- 寝具一式
- パジャマ
- 翌日の服
- スマホの充電器
引っ越しが完了すると、まずは荷ほどきを行います。
カッターやはさみ、段ボールをまとめるひもなどは使う出番が多いため、引っ越しの荷物とは別で常に手元に置いておくと便利です。
【男性】一人暮らしに必要なものリスト
男性の一人暮らしに必要なものは、主に以下のとおりです。
- ひげ剃り
- 整髪料
- 靴磨き・シューケア用品
- 靴べら
ひげ剃りや整髪料など、身なりを整えるものは早めに取り出せるようにしておきましょう。
仕事で革靴やスーツを着用する場合は、消臭グッズなどもそろえておきましょう。
【女性】一人暮らしに必要なものリスト
女性の一人暮らしに必要なものは、主に以下のとおりです。
- 化粧品
- ヘアアイロン
- 生理用品
- ドレッサー
- アイロン
- 害虫対策グッズ
女性にとって化粧品は毎日使うものであるため、引っ越し後すぐに取り出せるようにまとめておきましょう。
また、虫などが苦手な場合は、害虫対策グッズを早めに新居に使っておくことで、害虫に遭遇するリスクを軽減できるでしょう。
【あると便利なもの】一人暮らしに必要なものリスト
一人暮らしであると便利なものは、主に以下のとおりです。
<家具・家電リスト>
- テーブル
- ソファ
- 収納棚
- ラグ・カーペット
- いす
- テレビ(テレビ台)
- オーブントースター
- 炊飯器
- ポット・電気ケトル
- アイロン
- 無線LANルーター
- 冷暖房器具(扇風機・ヒーターなど)
<生活用品リスト>
- キッチンツール
- 保存容器
- 来客用の食器
- キッチンマット
- 洗濯ネット・洗濯ばさみ
- 物干し竿・ハンガー
- 洗濯用洗剤・柔軟剤
- 洗面器・バスチェア
- バス・トイレ掃除用具
- バスマット
- バスタオル・フェイスタオル
- トイレマット・スリッパ
- 体温計・絆創膏・常備薬
実際に住んでみてから、より快適に暮らせるアイテムを追加していきましょう。
なお、エアコンがあれば冷暖房器具がなくても基本的に問題ありませんが、扇風機やこたつなどをそろえると、さらに快適に過ごせます。
室内の状況によって器具を使い分けることで、冷暖房費の節約にもつながるでしょう。
まとめ
一人暮らしを始めるには、必要なものが数多くあります。
一度にそろえるのは大変なので、まずは必要最低限のものをそろえて、残りは生活しながら買い足していくのがおすすめです。
生活スタイルによって必要なものは異なるため、リストを参考にして自分が必要なものをそろえていきましょう。
iimon 編集部