結婚前の同棲はうまくいく?同棲のメリット・デメリットを解説

更新日:2024.06.21

新生活

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結婚前にパートナーのことをより詳しく知るために、同棲を考えている人もいるのではないでしょうか。

同棲することでパートナーと過ごす時間は増えますが、相手の悪い面が見えてしまったり、一人の時間が少なくなったりなどのデメリットもあります。

同棲のメリット・デメリットを理解し、しっかりと準備をしておくことで、スムーズに同棲を始められるでしょう。

この記事では、同棲のメリット・デメリットを解説します。

これから同棲する人へのアドバイスも紹介しているので、ぜひ最後までご覧ください。

同棲のメリット

同棲のメリットとして、主に以下の4つが挙げられます。

  • 一緒に過ごす時間が増える
  • 家賃や生活費を抑えられる
  • 生活スタイルや価値観を共有できる
  • 結婚後をイメージしやすくなる

それぞれ詳しく解説します。

一緒に過ごす時間が増える

同棲することで、相手と一緒に過ごす時間が増えます

お互いの仕事や予定に合わせて、一緒に食事をしたり、休日を過ごしたりしやすくなります。

同じ場所で生活をすることで、お互いをより深く理解し、関係を深められるでしょう。

家賃や生活費を抑えられる

同棲することで、一人暮らしよりも家賃や生活費などの負担を抑えられます

総務省の2023年度の家計調査報告によると、家賃を除く二人暮らしの生活費の平均は、267,541円(一人あたり133,770円)でしたが、一人暮らしの平均は143,804円でした。

一人あたり約1万円を抑えられるため、余ったお金を貯蓄などに回せます。

※出典:総務省|家計調査 世帯人員別1世帯当たり1か月間の収入と支出 表番号3-1

    総務省|家計調査 1.品目分類:支出金額・名目増減率・実質増減率(年)

生活スタイルや価値観を共有できる

同棲を通じて、お互いの生活スタイルや価値観を共有できます

別々の家庭環境で育った二人なので、お互いの価値観が違って当然です。

食事の好みや睡眠時間、休日の過ごし方など、一緒に生活することで相手のことをより深く理解できます。

結婚する前に、お互いの生活スタイルや価値観を理解し合えることは、同棲の大きなメリットといえます。

結婚後をイメージしやすくなる

同棲することで、結婚後の生活をイメージしやすくなります

同棲せずに結婚すると、一緒に住んでから「思っていた暮らしとは違った」と後悔する可能性が高くなります。

一度結婚すると簡単には離婚できないため、大きなストレスにつながるでしょう。

しかし、結婚前に同棲することで、結婚後に後悔する事態を回避でき、一緒に暮らしていけるかどうかを判断できます。

ただし、同棲と結婚では責任の重さが異なるため、日々の暮らしを通じてよく考えるようにしましょう。

同棲のデメリット

ここでは、同棲のデメリットとして以下の5つを紹介します。

  • 一人の時間が少なくなる
  • 相手の悪い面が見えてしまう
  • マンネリしやすくなる
  • 結婚のタイミングがわからなくなる
  • 別れるのが大変になる

それぞれ詳しく見ていきましょう。

一人の時間が少なくなる

同棲すると毎日相手と一緒に過ごすため、一人の時間が少なくなります

そのため、一人の時間も大切にしたい人にとっては、ストレスを感じる可能性があります。

一人の時間も確保したい場合は、2DKや2LDK以上の間取りの物件を選ぶのがおすすめです

部屋数が多いと、二人で過ごす空間と、一人の時間を楽しめる空間をそれぞれ作れます。

同棲する物件を選ぶ際は、二人の性格を踏まえて部屋数を検討しましょう。

相手の悪い面が見えてしまう

同棲生活では、相手の良い面だけでなく、悪い面も見えてしまいます

例えば、生活習慣の違いや性格の不一致など、一緒に暮らすことで気づく部分もあるでしょう。

相手の悪い面を受け入れられるかどうかは、同棲生活を続けていくうえで重要なポイントです。

相手に完璧を求めるのではなく、お互いの欠点を受け入れ、成長し合える関係性を築くことが大切です。

マンネリしやすくなる

同棲生活を続けていくと、新鮮さが失われてマンネリしやすくなります

毎日同じ生活を繰り返すことで、刺激が少なくなり、相手への想いが変わる可能性も考えられます。

マンネリを防ぐためには、意識的に新しいことにチャレンジしたり、二人の時間を大切にしたりすることが重要です。

定期的に外でデートしたり、趣味を共有したりしながら、お互いが楽しく過ごせるように心がけましょう。

結婚のタイミングがわからなくなる

同棲生活を続けていると、結婚への意欲が低くなったり、結婚の必要性を感じなくなったりする可能性があります

また、同棲を長く続けてしまうことで、結婚のタイミングがわからなくなり、うまくいかないことも考えられます。

同棲する前に、結婚の意思の確認や同棲期間をあらかじめ決めておくことで、だらだらと同棲を続けてしまう事態を回避できるでしょう。

また、日々の暮らしにおいても、定期的に結婚について話し合うのも効果的です。

別れるのが大変になる

同棲して別れるとなった場合は、大変になります

二人の関係性が悪くなって別れると決めた場合でも、引っ越し先が決まるまでは一緒に住み続けなければなりません。

同棲から結婚を前向きに考えるのはもちろん大切ですが、万が一別れた際の対応も決めておくようにしましょう

これから同棲する人へのアドバイス

これから同棲を考えている人は、以下のポイントを押さえておくと、同棲生活がより楽しくなるでしょう。

  • 二人のルールを決める
  • 同棲期間を決める
  • ささいなことでも感謝を伝える
  • 記念日やイベントを大事にする
  • ライフスタイルに合った間取りを選ぶ

それぞれ詳しく解説します。

二人のルールを決める

同棲生活を始める前に、二人のルールを決めておくことが大切です。

具体的には、以下のような内容をルールとして決めておくことで、けんかなどに発展するリスクを軽減できます。

  • 家賃や生活費の負担割合
  • お金の管理方法
  • 家事の分担

また、同棲を続けていくなかで、お互いがより暮らしやすくするために、柔軟にルールを追加したり変更したりするのも大切です。

相手の気持ちも考慮して、お互いが生活しやすくなるように心がけましょう。

同棲期間を決める

同棲期間を決めておくことで、同棲生活の目的を明確にできます。

例えば、「1年間同棲して、その後結婚を考える」などと具体的に決めておくことで、結婚のタイミングを見失わずに済みます。

また、あらかじめ同棲期間を決めておくことで、マンネリしてしまうのを防ぎ、結婚への意識を高められるでしょう。

ただし、同棲期間を長くしすぎないように注意しましょう。

お互いの年齢や生活スタイルによっても異なりますが、同棲期間は1〜3年程度を目安に考えるのがおすすめです

ささいなことでも感謝を伝える

同棲が続くと、家事や料理など相手がしてくれたことに対して、つい当たり前だと感じてしまいがちです。

そうなると、相手がストレスを感じ、けんかの原因になるため、日頃から感謝やねぎらいの言葉を伝えるようにしましょう。

ささいなことでも感謝を伝え、相手を思いやることが、同棲をうまく続けるための秘訣といえるでしょう

記念日やイベントを大事にする

同棲しても、記念日やイベントは大事にしましょう。

毎日一緒に過ごしているからこそ、記念日などの特別な日は、外食したりプレゼントを渡したりなど、お互いが楽しく過ごせるように工夫するのが大切です。

記念日やイベントを大事にすることで、日々の生活にもメリハリが生まれ、良好な関係を築きやすくなるでしょう。

ライフスタイルに合った間取りを選ぶ

同棲する際は、二人のライフスタイルに合った間取りの物件を選ぶことが大切です。

例えば、家で仕事をする人や、趣味のスペースがほしい人は、部屋数が多い2LDKや3DKなどの物件を検討しましょう。

一方、共働きで家にいる時間が短い人や、家賃を安く抑えたい人は、1LDKなどの間取りがおすすめです。

間取りは、同棲生活を快適に過ごすうえで重要なポイントです。

二人のライフスタイルを考慮して、必要な広さや設備を備えた物件を選びましょう。

まとめ

結婚前に同棲することで、相手と一緒に過ごす時間が増え、家賃や生活費の負担が減ったり、結婚後のイメージがしやすくなったりします。

しかし、相手の悪い面が見えてしまい、マンネリしやすいデメリットもあります。

これから同棲する人は、同棲前に二人のルールを決め、ライフスタイルに合う間取りを選ぶことが重要です

ささいなことでも感謝を伝え、記念日やイベントを大事にするのが、円満の秘訣です。

同棲のメリット・デメリットを理解して、楽しい同棲生活を送りましょう。

authorこの記事を書いた人
iimon 編集部

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