春になると、大学や就職などで新生活を始める方も多いでしょう。 新生活が楽しみな反面、必要なものや手続きがわからず不安に感じる方もいるかもしれません。
そこでこの記事では、新生活に必要なものをチェックリストにまとめて紹介します。 必要なものをそろえるポイントや、必要な手続きなども解説しますので、ぜひ最後までご覧ください。
目次
新生活に必要なものチェックリスト
まずは、新生活に必要なものを用品別にリストアップしたものを紹介します。
最初からすべてを用意しておく必要はありません。最優先で準備すべきものは、太字で記載しています。
<家電> | <家具・インテリア用品> |
冷蔵庫 掃除機 電子レンジ 照明器具 無線LANルーター テレビ オーブントースター 炊飯器 エアコン ドライヤー ヒーター・暖房器具 扇風機・冷房器具 アイロン ポット・電気ケトル | カーテン ベッドなど寝具一式 ソファ テーブル・机 椅子・チェア テレビ台 リビング収納 キッチン収納・食器棚 衣類収納 本棚 カーペット・ラグ クッション ごみ箱 |
<キッチン用品> | <バス・トイレ用品> |
箸 スプーン・フォーク 食器 グラス・マグカップ 食器用スポンジ・洗剤 鍋 フライパン まな板 包丁 キッチンツール キッチンマット キッチンタオル ラップ 保存容器 | シャンプー・リンス・ボディソープ 歯ブラシ トイレットペーパー バスタオル・フェイスタオル バスマット 洗面器・バスチェア バス・トイレ掃除用具 トイレマット・スリッパ トイレブラシ |
<洗濯用品> | <その他日用品> |
物干し竿・ハンガー 洗濯バサミ ランドリーバスケット 洗濯用洗剤・柔軟剤 | タオル ティッシュペーパー ごみ袋 工具 衛生用品(消毒液や絆創膏など) カッター・ハサミ |
冷蔵庫や掃除機など日常的に使う家電は優先的にそろえておきましょう。
春の引っ越しシーズンには、家電量販店で「新生活応援セット」などのキャンペーンが実施されているケースがあります。 有効に活用すれば一度にそろえられるだけでなく、お得に購入できるかもしれません。
家電にはグレードがあり、高機能であるほど価格も高くなるため、自分の生活スタイルに合うものを選びましょう。
日用品はタオルやトイレットペーパー、歯ブラシなど使用頻度が高いものは優先して準備するのがおすすめです。 引っ越し当日は、梱包を解体するのにカッターやハサミを多用するため覚えておきましょう。
よく忘れがちなのがカーテンです。カーテンがないと夜間は外から丸見えになってしまうため、セキュリティの観点からも引っ越し当日に取り付けられるようにしましょう。
チェックリストを見ながら自分の新生活を想像し、購入が必要なものを整理しておきましょう。
新生活に必要なものをそろえるポイント
新生活に必要なものをそろえるには、以下のポイントを押さえておきましょう。
- 必要最小限でそろえる
- 日用品は事前に準備しておく
- 引っ越しや配送の手配は早めに済ませる
- 新居の下見・採寸は事前に行っておく
それぞれ詳しく解説します。
必要最小限でそろえる
新生活に必要なものをチェックリストでまとめましたが、一度にすべて用意するのは大変であるため、まずは必要最小限でそろえましょう。
新生活を始めるには、賃貸物件の初期費用や引っ越し代などさまざまな費用がかかるため、必要なものをそろえる際も予算を決めておくのがおすすめです。
チェックリストを参考に必要なものをリスト化し、後は入居してから優先順位を決めて少しずつそろえていきましょう。
日用品は事前に準備しておく
日用品も準備は最小限で問題ありませんが、引っ越し前に準備しておきましょう。
引っ越し先で購入すれば良いと考えがちですが、土地勘がなければ買いそろえるのも時間がかかり苦労します。
コンビニエンスストアでもある程度そろっていますが、金額が高いものが多いでしょう。 トイレットペーパーなどすぐに必要なものは事前に準備しておきましょう。
引っ越しや配送の手配は早めに済ませる
購入した家電などの配送や、引っ越しの手配は早めに済ませておきましょう。 特に引っ越しシーズンの3月前後は集中するため、早めに済ませなければ希望の日時で手配できないことがあります。
新居の下見・採寸を事前に行っておく
新生活に必要なものを買いそろえる前に、新居の下見・採寸を行っておきましょう。 リビングなどの部屋の間取りや収納スペースの内部、洗濯機の置き場など寸法を細かく確認する必要があります。
事前に採寸せずに家電などを購入してしまうと、想定した配置レイアウトで置けないなどのリスクが高まります。
また、室内だけでなくホールや階段、エレベーターなど部屋までの搬入経路とスペースも確認しておきましょう。搬入スペースが狭いと、大型家電を室内に運べない恐れがあります。
もし、新生活するのが遠方で見に行くのが難しい場合は、オーナーに詳細図面をもらったり、不動産会社に相談したりして確認するようにしましょう。
新生活の引っ越しで必要な手続き
新生活の引っ越しで必要な手続きは以下のとおりです。
- 住民票の異動
- 住所変更の手続き
- ライフライン(電気・水道・ガス)の開栓手続き
それぞれ詳しく見ていきましょう。
住民票の異動
引っ越した際は、引っ越しから14日以内に住民票の異動が必要です。 転出届は引っ越し前の管轄の役所で、転入届は新居の管轄の役所に提出します。
新居の管轄の役所が引っ越し前と同じ場合は、転居届を提出します。
住所変更の手続き
引っ越しをすると住所が変わるため、以下の住所変更手続きを行いましょう。
- マイナンバー
- 電話(固定電話や携帯電話)
- 公共放送
- インターネット
- 銀行・クレジットカード
- 運転免許証
- 自動車の登録変更
- 郵便・宅配
- 生命保険や損害保険
- 各種会員サービス
住所変更は基本的にインターネットで手続きが可能ですが、自動車の登録変更は新住所を管轄する運輸支局の窓口で届出を行います。 住所変更するには、自動車の登録手数料・車庫証明書の取得費用・ナンバープレート代などが必要です。
運転免許証は、警察署・運転免許更新センターなどで行います。 住民票など新住所が確認できる書類を持って窓口で申請しましょう。
ライフライン(電気・水道・ガス)の開栓手続き
引っ越し当日からライフラインを使う場合は、引っ越し前に手続きをしておきましょう。
電気は新居を管轄する電力会社に、水道は水道局に電話もしくは公式ホームページで利用開始手続きを行います。 利用開始日を引っ越し日にしておけば、当日から使えます。立ち会いは基本的に必要ありません。
ガスは新居がプロパンガスか都市ガスかを確認し、該当するガス会社に連絡します。 ガスの開栓は立ち会いが必要になるため、早めに連絡しておきましょう。
もし新居にガスコンロがない場合は、事前に用意しておく必要があります。
まとめ
新生活に必要なもののチェックリストやそろえるポイント、必要な手続きなどを解説しました。
新生活を始めるにはさまざまなものを用意する必要がありますが、最初からすべてをそろえるのは大変です。 まずは必要最小限のものをそろえ、入居してから少しずつ増やしていくのがおすすめです。
必要なものを購入する前に新居の採寸や搬入経路の確認は必ず行い、引っ越しや家電の配送手配は早めに済ませましょう。 引っ越し後は住所変更などの手続きが必要になるため、忘れないように注意が必要です。
必要なもののチェックリストを活用し、スムーズに新生活を始められるようにしましょう。
iimon 編集部