東京都のほぼ中央に位置する立川市は、住宅地としての人気が高いエリアです。
実際に、立川への引越しを検討されている方も多いでしょう。
この記事では、立川市・立川駅周辺の住みやすさ・特徴について詳しく解説します。
目次
立川はどんなところ?
立川市は、東京都のほぼ中央に位置し、8つの市(※)に隣接しています。
※昭島市、小平市、日野市、国分寺市、国立市、福生市、東大和市、武蔵村山市
出典:立川市HP「立川市の概要」
市内にはJR中央線や多摩モノレールなど複数の路線が走っており、中でも利用者が多いのがJR東日本の「立川駅」です。
利便性を考えるなら、立川駅周辺での部屋探しを検討するのが良いでしょう。
立川の住みやすさ
ここでは、立川市内・立川駅周辺エリアの住みやすさについて解説します。
都心への通勤・通学も可能
立川駅には、下記の4路線が乗り入れています。
- JR南武線
- JR中央線(東京・高尾方面)
- JR中央本線(東京・松本方面)
- JR青海線
JR中央線に乗車すれば、都心まで乗り換えなしでアクセス可能です。
【立川駅から都心までのへのアクセス】
| 所要時間 | 乗換回数 |
新宿駅まで | 約38分 | 0回 |
東京駅まで | 約53分 | 0回 |
大型商業施設が多い
立川駅の周辺には、「ルミネ立川」や「グランデュオ立川」など、大型商業施設が多数あります。
日常の買い物にはもちろん、休日のおでかけにも便利です。
市内の交通網が発達している
市内には、立川駅多摩モノレールや西武拝島線が通っており、どのエリアに住んでもスムーズに立川駅まで移動できます。
家賃の負担を抑えたい場合は、立川駅周辺以外のエリアで部屋探しをするのもアリでしょう。
家賃が安い
立川市は、都心から少し離れた郊外に位置しており、都心部よりも家賃相場が安いです。
一方で、東京駅や新宿駅まで乗り換えなしでアクセスできる利便性も備えているため、
都心への通勤・通学が可能なエリアを探していて、「家賃負担を抑えたい」とお考えの方におすすめです。
治安が良い
立川駅周辺は犯罪認知件数が多く、注意が必要なエリアであるものの、立川市全体の犯罪認知件数は、それほど多くありません。
【立川駅周辺エリアにおける令和5年1月〜12月の犯罪認知件数】
エリア | 犯罪認知件数 |
曙町2丁目 | 241件 |
柴崎町3丁目 | 246件 |
曙町3丁目 | 23件 |
錦町1丁目 | 51件 |
出典:警視庁「区市町村の町丁別、罪種別及び手口別認知件数 令和5年」
立川市全体の令和5年1月〜12月における犯罪認知件数は1,615件となっており、その約3分の1は立川駅周辺エリアで発生しています。
そのため、駅から少し離れたエリアであれば、治安を懸念する必要はないでしょう。
立川の一人暮らしの住みやすさ
立川は、都心から少し離れたエリアではあるものの、駅周辺の環境も整っており、一人暮らしにぴったりのエリアです。
立川の一人暮らし向け物件家賃相場
間取り | 家賃相場 |
1R | 5.1万円〜6.1万円 |
1K | 5.5万円〜7.5万円 |
立川駅周辺の一人暮らし向け賃貸物件の家賃相場は、5万円〜7万円台です。
都心エリアと比較すると、かなり安い金額となっています。
買い物の利便性が高い
立川駅の周辺には、夜遅くまで営業しているスーパーやドラッグストアはもちろん、コンビニも点在しています。
また、駅直結の大型商業施設はさまざまな店舗が出店しているので、衣服から家具・家電に至るまで、生活に必要なものは立川駅周辺だけでほぼ手に入るでしょう。
飲食店が多い
立川駅周辺には、一人で手軽にご飯が済ませられるファーストフードが多いので、自炊したくない時にも便利です。
立川のファミリー世帯の住みやすさ
立川は、一人暮らしを考える方だけでなく、ファミリー世帯からの人気も高いエリアです。
ここでは、ファミリーでの引越しをお考えの方向けに、立川の住みやすさを解説します。
立川のファミリー世帯向け物件の家賃相場
間取り | 家賃相場 |
3LDK | 13.1万円〜21.0万円 |
4LDK | 18.1万円〜24.8万円 |
3LDKの間取りの場合は、家賃15万円以下の賃貸物件も見つけられるでしょう。
また、立川市内には4LDK以上の間取りの戸建て賃貸物件も複数あります。
自然豊かで公園が多い
立川駅から徒歩圏内の場所には、国営昭和記念公園があります。
他にも、駅周辺には緑豊かな公園がいくつかあるので、子どもたちを遊ばせるのにぴったりです。
子育て支援が充実している
立川市内には、13か所の子育て広場が整備されています。
また、立川駅徒歩圏内には「こども未来センター」という複合施設があり、子育て世帯向けのイベントが開催されているので、足を運んでみるのもおすすめです。
他にも、下記のような子育て支援制度があり、育児をしながら安心して生活できる環境が整っています。
- 1回500円で利用できる育児支援ヘルパー制度
- 2歳〜12歳までの子どもを対象とした1泊1200円のショートステイ制度 など
出典:立川市HP「子育て支援事業」
立川駅南口の錦町エリアは住みやすい?
立川駅の南東に広がる「錦町」エリアは、駅まで徒歩圏内で利便性が高く、閑静な住宅街や「立川公園」などのスポットがある人気エリアです。
救急対応の総合病院もあるので、安心して過ごせるというメリットもあります。
「子ども未来センター」や「立川市錦図書館」などもこのエリアにあるので、ファミリー世帯にもおすすめです。
とくに、錦町3丁目・錦町4丁目は犯罪認知件数も少なく、治安が良いエリアなので、一人暮らしの女性やファミリー世帯にぴったりでしょう。
立川と近隣エリアの住みやすさを比較!
ここでは、立川と周辺エリアの住みやすさを比較して解説します。
八王子と立川
八王子市は、東京都の南西部に位置します。
八王子駅にはJR中央線やJR横浜線など4路線が乗り入れていますが、都心へのアクセスは立川のほうが良いです。
また、駅周辺も立川のほうが充実しているでしょう。
ただし、家賃相場は八王子が安くなっています。
国分寺と立川
国分寺市は、立川市の東隣にあり、立川より都心に近いです。
都心への通勤を考えるなら、立川駅よりも国分寺駅周辺のほうが利便性が高いでしょう。
立川駅周辺のほうが大型商業施設は多いですが、国分寺駅周辺にもマルイやセレオなどの複数の商業施設があります。
ただし、子育て支援は国分寺市よりも立川市のほうが手厚いので、それぞれの自治体の支援制度を調べて比較することをおすすめします。
立川に住んでいる人の口コミ評判
立川の住みやすさを調べたいなら、実際に住んでいる方の口コミを参考にするのが良いでしょう。
【立川に住んでいる人の口コミ】
- 郊外でありながら、商業施設が充実していて、流行りのものが手に入る
- 都心と比較すると、駅周辺の治安は良いと感じる
- 国立昭和記念公園は自然環境が豊かで、家族で過ごすのに適している
- 駅周辺が綺麗に整備されていて、バリアフリー化が進んでいる
「都心へのアクセス」というよりも、「立川の住環境」に満足しているという口コミが目立ちます。
まとめ
立川は、東京都郊外に位置しているものの、住宅地としての人気が高いエリアです。
駅周辺には大型商業施設があり、家族で過ごせる公園なども整備されているため、「平日は都心へ通勤し、休日は立川で過ごす」という暮らし方も叶えられるでしょう。
まずは、エリアの情報に詳しい不動産会社に相談し、条件に合う賃貸物件を探してみてはいかがでしょうか。
iimon 編集部