川崎の間取り別家賃相場を調査!川崎で暮らす魅力についても紹介

更新日:2024.06.10

家賃

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神奈川県川崎市は東京と横浜のちょうど間にある便利な地域です。

それでいて、都心から少し離れているので家賃は比較的安めで、いわゆる都心のベッドタウンとして発展してきました。

この記事では、そのような川崎の地域別・間取り別の家賃相場をまとめました。

川崎の主な区ごとの特徴、神奈川の敷金・礼金の相場などにも触れていますので、川崎で部屋探しをしている方はぜひ最後までご覧ください。

川崎の間取り別家賃相場一覧

1R〜1DK

1LDK〜2DK

2LDK〜3DK

3LDK〜4DK

川崎市中原区

7.67万円

11.63万円

15.68万円

17.87万円

川崎市川崎区

7.16万円

9.62万円

11.27万円

17万円

川崎市幸区

6.7万円

9.38万円

10.46万円

21.56万円

川崎市高津区

6.66万円

9.86万円

11.64万円

13.53万円

川崎市多摩区

6.52万円

10.11万円

10.14万円

-

川崎市宮前区

6.2万円

8.56万円

10.13万円

12.72万円

川崎市麻生区

6.06万円

9.11万円

10.82万円

14.1万円

出典元:ホームメイト「市区町村から探す、川崎の家賃相場

あくまで一般論ですが、交通の便がよかったり、スーパーやショッピングモールなど生活に必要な施設が揃っていたりする地域ほど家賃相場は高くなる傾向にあります。

川崎圏内の主要駅周辺の家賃相場

1R〜1DK

1LDK〜2DK

2LDK〜3DK

3LDK〜4DK

溝の口

6.76万円

9.15万円

11.64万円

12.86万円

武蔵小杉

8.06万円

13.47万円

19.78万円

25.02万円

新川崎

7.14万円

8.53万円

10.07万円

19.18万円

川崎

7.37万円

9.14万円

13.2万円

19.3万円

登戸

6.39万円

9.47万円

9.85万円

-

出典元:ホームメイト「路線・沿線から探す、川崎の家賃相場

ちなみに、「駅周辺=相場が高い」と思われがちですが、一概には言えません。

駅周辺でもその駅から周囲の主要な駅にいくのに乗り換えが必要で利便性がよくなかったり、治安があまりよくなかったりすると、家賃相場は安くなることもあります。

川崎市の人気エリアの特徴紹介

どれほど家賃が安くとも、その地域が住みにくいのでは意味がありません。

そこで、川崎の各地区の特徴や交通利便性など住みやすさはどうなのか見てみましょう。

幸区

幸区は川崎市の南東エリアに位置する人口約17万人の活気ある区です。

美しい多摩川と鶴見川に挟まれた地域で、区内には「夢見ヶ崎動物公園」のような自然豊かな散策地があります。

また、川崎駅周辺にはアーティストのライブが開催される「ラゾーナ川崎」と、レストランやオフィスが併設された円形ホールのある「ミューザ川崎」があります。

そして、交通の面では区内の中央を南北に並走する横須賀線・湘南新宿ラインと南武線があり、品川や横浜など周辺へのアクセスも良好です。

中原区

中原区は川崎市の心臓部に位置し、幸区や高津区とも隣接する人口約26万人の区域です。

とくに武蔵小杉周辺での再開発が目立つ地区で、川崎市内の7つの区の中でも人口と世帯数がもっとも多い地域です。

また、多摩川や等々力緑地、井田山など自然豊かな環境が特徴で、等々力緑地には「川崎市民ミュージアム」「等々力アリーナ」、そして川崎フロンターレのホームスタジアムである「等々力陸上競技場」があります。

そして、交通の面では区内を南武線、横須賀線、東急東横線、目黒線が通っており通勤や通学にも便利です。

高津区

高津区は川崎市のおよそ中央部に位置し、中原区や多摩区と接する人口約23万人の区です。

とくに溝ノ口駅周辺の再開発が活発で、「ノクティプラザ」など駅周辺の大型商業施設を中心に活気にあふれています。

また、駅西口商店街をはじめグルメスポットも豊富で飲み歩きも楽しめます。

さらに、多摩川沿いに「多摩川緑地バーベキュー広場」など緑地や広場も整備されていて散歩やレジャーにも適しています。

そして、交通の面では、東急田園都市線、大井町線、南武線の3つの路線が通っていて市内や都心部へのアクセスも容易です。

多摩区

多摩区は川崎市の最北端に位置し、多摩川を境に東京都に隣接する人口約21万人の自然豊かな区です。

ほかの区よりも自然環境に恵まれていて、多摩丘陵にある「生田緑地」や多摩川からの取水地である「二ヶ領用水」が散策地として人気があります。

また、生田緑地内には「岡本太郎美術館」「藤子・F・不二雄ミュージアム」などの文化施設、春と秋に公開される「ばら苑」など魅力的なスポットが豊富なのも特徴です。

そして、交通の面ではJR南武線、小田急電鉄小田原線、京王電鉄相模原線が通り、新宿や渋谷にアクセス良好です。

宮前区

宮前区は川崎市の中央西部で多摩丘陵上に位置する約23万人が住む区です。

かつては静かな農村地帯でしたが、鉄道や高速道路の開通にともない急速に人口が増え、現在は都心の便利なベッドタウンとなりました。

ただ、今もなお多くの緑が残されていて、たとえば「東高根森林公園」は遺跡や自然林を守るために川崎市で唯一の県立公園として整備された公園で、区民に人気の散策スポットです。

そして、交通面では東急田園都市線が区を通っているのに加えて、東名高速道路川崎ICも近くにあるため、車で遠出するのにも便利です。

麻生区

麻生区は川崎市の最西端に位置する人口約17万人の区域です。

とくに新百合ヶ丘駅周辺は川崎市北部の副都心として位置づけられ多くの公共施設が集中していることから都心部のベッドタウンとして発展を遂げてきました。

また、「川崎市アートセンター」をはじめ芸術・文化施設が豊富な地区でもあり、「あさお芸術のまちコンサート」「KAWASAKIしんゆり映画祭」などさまざまなイベントが年間を通じて開催されているのも特徴です。

そして、交通の面では市の中心部から離れてはいるものの小田急線小田原線、多摩線、京王電鉄相模原線が区内を通っているため、品川や新宿などの都心部へのアクセスには問題ありません。

川崎区

川崎区は川崎市の東南端、多摩川の下流に位置する人口約23万人の区です。

沿岸部には大規模な工場、製鉄所、火力発電所が集中しており、工場夜景が特徴的なスポットとして知られています。

また、川崎駅周辺は繁華街として発展していて「銀柳街」のアーケード商店街、地下街の「川崎アゼリア」、ショッピングセンター「川崎DICE」、複合映画館の「チネチッタ」など週末に出かけたくなるスポットが豊富です。

さらに、毎年初詣で周囲の区からも多くの参拝客が訪れる「川崎大師」もあります。

そして、交通の面では東海道線、京浜東北線、南武線、京急線が通り、車がなくても移動に不便を感じることはないでしょう。

神奈川県の賃貸物件の敷金・礼金相場

部屋探しでは月々の家賃だけでなく、敷金や礼金などの初期費用も忘れてはいけないチェックポイントです。

そこで、神奈川県の敷金・礼金の相場についても紹介しますので、引越しに必要なおおよその費用感を把握しましょう。

敷金

敷金の全国平均が家賃0.72か月分なのに対して、神奈川は家賃0.82か月分が相場とされています。(出典元:東急住宅リース「全国の賃貸マンションの⼀時⾦共同調査結果」)

たとえば、家賃7万円の物件であれば、敷金57,400円です。

礼金

一方で、礼金の全国平均は家賃0.51か月分なのに対して、神奈川は0.32か月分が相場とされます。(出典元:東急住宅リース「全国の賃貸マンションの⼀時⾦共同調査結果」)

たとえば、家賃7万円の物件のときは、礼金22,400円です。

敷金・礼金を合わせると神奈川の相場は家賃1.14か月分。

全国平均と比べて敷金は高めですが、かわりに礼金が安いので、総合すると初期費用は抑えることができます。

まとめ

川崎は都心部に近い立地にありますが、2LDKでも家賃10万円以内の物件は珍しくなく、初期費用も全国平均よりやや安いことから、費用の負担は比較的抑えられるでしょう。

ただ、幸区や麻生区など区ごとに特徴が異なるので、お部屋探しをするときはそれぞれの区の環境を把握した上で、自分にもっとも合う立地を選ぶことをおすすめします。

ぜひこの記事を参考に、川崎で暮らしやすい部屋を探してみてください。

authorこの記事を書いた人
iimon 編集部

iimon 編集部


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