内見すべき時間帯はある?ライフスタイル別におすすめの時間帯も紹介

更新日:2024.06.29

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賃貸物件の内見は、午前中・昼間・夜間どの時間帯に行うかで、物件の印象や確認できるポイントは変わります

また、ライフスタイルによっても、内見の最適な時間帯は異なるため、いつ内見すべきかを押さえておきましょう。

この記事では、賃貸物件の内見の確認ポイントを、時間帯・曜日別に解説します。

ライフスタイル別に、内見におすすめの時間帯も紹介しているので、これから賃貸物件の内見を行う人は、ぜひ参考にしてください。

賃貸物件の内見にかかる所要時間

賃貸物件の内見にかかる所要時間は、1物件あたり約5〜30分が目安です。

所要時間は、物件の広さや確認したい場所の数によっても変わります。

たとえば、物件を気に入り、家具・家電の設置スペースや収納スペースをメジャーで測ることになれば時間がかかります。

内見の際は、以下を意識すると効率良く進められるでしょう。

  • チェックしたい場所を事前に整理しておく
  • カメラやメモで気になる点を記録しておく
  • 家具・家電の配置をイメージする
  • 気になる点は遠慮せずに担当者に確認する

なお、1日に複数の物件を内見する場合は、3〜4件程度行うのが一般的です

【時間帯別】内見の確認ポイント

ここでは、賃貸物件の内見における時間帯別の確認ポイントを紹介します。

午前中(〜12時)

午前中の内見では、朝日の日差しや前面道路の交通量などを確認できます

周囲の建物に日差しが遮られていないか、気持ち良く1日を始められるかを体感しましょう。

特に、東向きの部屋は午前中が最も日当たりが良いため、内見も午前中にするのがおすすめです。

子どものいる家庭は、学生の通学風景や学校の様子も確認しておくと良いでしょう。

また、ゴミ置き場や郵便ポスト周辺の状況を確認することで、住人のモラルを推察できます。

昼間(13〜17時)

昼間の内見では、物件の全体的な印象を把握しやすいでしょう。

室内の明るさや室温、外の様子などを総合的に判断できます

また、太陽の日差しが強い時間帯であるため。日中の日当たりも確認できます。

南向きの部屋は、昼間が最も日当たりが良いため、内見も昼間にするのがおすすめです。

夕方・夜間(18時〜)

夕方・夜間の内見は、騒音や治安を確認するのに適しています。

特に、飲食店や繁華街が近くにある物件の場合は、夜のにぎわいや騒がしさを体感できるでしょう。

また、夜間の照明や人通りを確認することで、治安の良し悪しを判断できます。

暗い道や人通りの少ない場所にある物件は、防犯面のリスクが高くなるでしょう

内見が終わったら、実際に物件から最寄り駅まで歩いてみるのもおすすめです。

ただし、時間が遅すぎると、不動産会社の営業時間外になるため、その場合は自分で周辺環境を確認するようにしましょう。

設備や場所ごとにチェックするポイントを知りたい方はこちらの記事も参考にしてください。

関連記事:【賃貸】内見のチェックポイントは?当日の流れや持ち物も紹介

【曜日別】内見の確認ポイント

賃貸物件の内見は、基本的に平日と休日どちらでも可能です。

ただし、賃貸物件や不動産会社によっては、内見可能な曜日や時間帯が限られる場合もあります。

ここでは、賃貸物件の内見における曜日別の確認ポイントを紹介します。

平日

平日は、じっくりと物件を内見したい人にはおすすめです。

平日は不動産会社に訪れる人も少ないため、内見の時間を確保しやすくなり、複数の物件をまとめて見やすくなります。

また、平日に内見することで、物件周辺の普段の様子を把握できます。

たとえば、平日の交通量や人通り、日中の騒音レベルなどを確認することが可能です。

ただし、火曜日や水曜日は不動産会社が定休日の場合が多いため、事前に確認しておきましょう。

休日

仕事や学校などで平日が忙しい人は、休日のほうが内見の時間を取りやすいでしょう。

ただし、休日は内見する人が増えるため、希望の時間に内見できない場合があります。

休日に内見することで、平日とは異なる周辺環境や人通りなどを確認できます。

たとえば、近隣の公園や商業施設のにぎわい、子育て世帯が周辺にどのくらい住んでいるのかを実際に体感できるでしょう。

【ライフスタイル別】内見におすすめの時間帯

内見におすすめの時間帯は、自分が部屋にいることが多い時間帯です。

ただし、ライフスタイルによっても異なるため、ここではライフスタイル別で内見におすすめの時間帯を紹介します。

1.学生の一人暮らし

学生の一人暮らしは、平日の夜間に内見するのがおすすめです。

学生の場合、初めて一人暮らしをする人も多いため、夜間の治安や人通りを確認しておくと安心です。

大通り沿いや飲食店などが近くにある物件であれば、夜間でも比較的明るいでしょう。

また、内見の際はオートロックやモニター付きインターホンの有無など、セキュリティ面が充実しているかも確認しておきましょう。

2 社会人の一人暮らし

社会人の一人暮らしは、平日もしくは休日の夜間に内見するのがおすすめです。

平日の日中は仕事で家にいないことが多いため、夜間の状況を確認するほうが重要です。

もし、夜間の内見で他の住人の生活音や足音が気になる場合、防音性が低いことが考えられます。

時間に余裕があれば、曜日と時間帯を変えて複数回内見するのがおすすめです。

3 同棲・カップル

同棲やカップルの場合、休日の内見がおすすめです。

平日は2人の予定を合わせるのが難しいことも多いため、休日に2人そろって内見するのが良いでしょう。

休日に2人でゆっくりと過ごしたいと考えている場合は、部屋で快適に暮らせるかを入念に確認しましょう。

2人で内見する際は、それぞれの希望条件を事前にまとめておき、優先順位をつけておくことで物件を判断しやすくなります。

4 ファミリー

子育て世帯など、ファミリーの場合は休日の昼間に内見するのがおすすめです。

休日の交通量や騒音、治安に問題がないかを確認することで、子育てのしやすさを判断できます。

周辺に公園や子どもが遊べる施設があれば、内見後に実際に行ってみるのも良いでしょう。

同じような子育て世帯がいれば、交流するきっかけにもなります。

5 忙しくて内見する時間が取れない人

忙しくて内見する時間がなかなか取れない人は、オンライン内見を選ぶのもひとつの方法です。

オンライン内見は、ビデオ通話などのツールを使って物件を内見する方法で、現地に行かなくても、自宅など好きな場所から気軽に物件を確認できます

ただし、オンライン内見をする場合は夜間を避けましょう。

暗い状況では映像が見にくくなり、ストレスを感じやすくなるためです。

オンライン内見は、室内が明るくてわかりやすい午前中や昼間に行うのがおすすめです。

まとめ

賃貸物件の内見は、時間帯や曜日によって得られる情報が大きく異なります。

午前中は日当たりや通勤・通学路の様子、住人のモラルなどを確認できます。

昼間は日当たりや日中の雰囲気、夜は騒音や治安など、それぞれの時間帯で確認できるポイントを押さえておきましょう。

内見におすすめの時間帯は、自分が部屋にいることが多い時間帯です。

ライフスタイル別でまとめると、以下のようになります。

ライフスタイル

内見におすすめの時間帯

1. 学生の一人暮らし

平日の夜間

2. 社会人の一人暮らし

平日や休日の夜間

3. 同棲・カップル

休日

4. ファミリー

休日の昼間

5. 忙しくて内見する時間がない人

オンライン内見

可能であれば、同じ物件を曜日や時間帯を変えて複数回内見することで、住んでから後悔する確率を減らせます。

賃貸物件を内見するのにおすすめの時間帯や曜日を理解して、自分に合う住まいを見つけましょう。

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iimon 編集部

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